Wednesday, January 11, 2012

Exploration of Socio-Technical Boundaries

Posted 25/01/2009 by Haruko Seki / Studio Lasso Ltd  www.studiolasso.co.uk

Exploration of Socio-Technical Boundaries: From 11th Venezia Architecture Biennale

これは思わず「おおーーーーっ」と声を上げずにはいられないような、文字通り度肝を抜かれた展示である。特にベ ネズエラ館での展示だったので、最初入ったときは「ベネズエラにこんなテクノロジーがあったとは!」と仰天したのだが、実はベネズエラ館を借りてのスイス の建築家グループのエクシビションであった。

この展示も、Architecture Beyond Buildingという全体テーマに対するひとつの明快なヴィジョンを提示している:

Architecture is an inherent part of every society. It is an indicator of political, economic, technological and cultural conditions, as with as their change. The sphere of functin and the professional image of the architect undergo regular reintrpretations in rhythm with these transformations of context, as is currently manifest in very different places.






人間の手で積むなら、すごい職人芸なわけだが実はプログラムをインプットされたロボットがどんどんブリック を積んでいく。職人だったら何年も何十年もかかるような芸当をテクノロジーがやってのけているわけである。この映像では、プログラムを組み込まれたロボッ トが高度な技術を要する仕事をしていて、人間が接着剤を塗るという単純作業をやらされているということがまた面白く、アイロニカルである。


今もって謎なのだが、このブリックワークはモルタルで固めてるわけでもなく、映像で見ても強力接着剤?みた いなもので2箇所くらいとめてるだけなのである。この強度はいかほどのものなのか、パブリックスペースで使えるのか!?など色々気になってしまった。
因 みにブリックワーク(レンガ積み)はイギリスのお家芸で、彼らは何でもかんでもブリックワークに頼りたがるが、こういうイノベイティヴなものは英国では殆 ど見かけない。


以下は同様のテクノロジーを用いた他のマテリアルによる展示である。(映像のみ)


 

レンガという数千年も前から使われている古い建築材料を用いて、アート、デザイン、リサーチ、テクノロジー のクロス・バウンダリーによりこのような作品が生み出されることは驚きのあまりであり、そのトランスフォーメンションの可能性は他のマテリアルへの応用を 見る限り無限大であるといわざるを得ない。

館内では上に掲載したビデオクリップのような、製造過程の映像が紹介されており、私はここで数 時間をあっけにとられて過ごし、貴重なデジタルカメラのバッテリーの殆どを消費してしまった。(笑) 「リインタープリテーション・アンド・トランス フォーメーション」の知的生産技術こそが明日をつくりかえていくという、ひとつの例を見せつけられた嬉しい瞬間であった。


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Exhibition Title: Explorations Teaching, Design, Research
Exhibition Venue: Venezela Pavilion
Commissioner: Urs Staub
Curator: Reto Geiser
Exhibitor: Laboratoire dela production d'architecture(LAPA)
Ecole Poly technique Federale deLausanne(EPFL)
Harry Gugger
Aterlier de ;a conception de L'espace(ALICE) etc.

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